音楽記録簿「れぽると」

THE HIGH-LOWS “The★MUSTANG 04-05” 湯梨浜公演 



 ♪日時:平成17年(2005年)2月27日 日曜日
                 (17:30開場・18:00開演予定・18:08開演)
 ♪場所:湯梨浜(ゆりはま)町・ハワイアロハホール
          (鳥取県東伯郡湯梨浜町長瀬584;キャパシティ494席) 


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 鳥取県中部にある「湯梨浜町」。倉吉市から車で15分。まるで鳥取県の特徴をそのまま言い表したような名前の町は、昨年秋、合併によって誕生したものでした。羽合町(はわいちょう)・泊村・東郷町が合併して生まれた「湯梨浜町」。その町にある公共ホールに、あのハイロウズが、ライヴで来る。
昨年末、米子市で彼らはライヴを行なっているにもかかわらず、小さな町(=失礼m(__)m)に再び、足を運んでくれる。「湯梨浜町の『ハワイアロハホール』」で、どんなライヴを見せてくれるのか・・お客さんはどんな反応で彼らを迎えるのか。がぜん興味がわきました。山陰にいる間だからこそ見られる場所・光景だろうな、と。
 ハイロウズといえば、元ブルーハーツのボーカル甲本ヒロトさん・「マーシー」ことギターの真島昌利さんを中心として結成されたバンド。・・・しかし、それ以上の予備知識はまったくなし・・・。こんな心もとない状態で足を運んで、周囲のファンの方々から、浮きはしないかと・・・
後ろめたさを感じながらも、いざ会場へ。座席は「つ列25番」。最後尾から若干前です。
    
 客席に入ると・・・・・・\(^o^)/ 既にファンはハイロウズの面々を迎える臨戦態勢に入っていました。
 「Go!! HIGH-LOWS  Go!! パンパンパン(←手拍子3回)」
まだ客電が明るく、開演前のBGM(=Mustangにちなんで、西部劇っぽい感じのものが初めに流れていました)が流れているうちから、手を前方に上げて、ウェルカムコールです。BGMの曲調がロック調の外国曲に変わると、さらにそれはヒートアップ。もちろん既に総立ち。
ステージには、最新アルバムのタイトルに合わせて、「Do!!TheMUSTANG THE HIGH-LOWS」の赤いボードが飾られていました。
 
 
 メンバーがステージへ・・・そしていきなり、最新アルバム曲からたて続けに①ゴーン②砂鉄③スパイダーポップ。
 ボーカル甲本ヒロトさん(MCはほとんどこの人)が
「こんばんは。ハイロウズです。いまあたらしいアルバムから何曲かやりました。これから古い曲もやりますが、あともぅ少し、あたらしいアルバムからやります」。
ステージ上の独特な動き・歌とはうって変わって、ひとことひとこと、はっきりと、語りかけるようなMC。
 (歌い始めから少し気になっていましたが、MCでも声はややかすれていました。前日に雪が少し降って冷え込んだ鳥取県。車道の雪は溶けていたけれど、両端には昨夜の雪がまだ残っていました。風邪でもひいてしまったのかな?と・・。)

 続いて「あたらしいアルバム」から・・・④アネモネ男爵。
先述したように私は「予備知識なし」で客席にいました・・・アルバム収録曲も会場(客席)で初めて聴くものばかり。
・・とはいえ、彼らの曲の歌詞は、時として、強い印象で耳に入ってきたのです。あとでこうしてレポを書く目的もありますが、歌詞そのものの印象が強かったので、それを書き留めようとして、メモしたものもありました。
 
 例えば
『アネモネ男爵』のなかのフレーズ・・・「他人のために働く退屈を知ってる」。
『砂鉄』のなかの・・・「僕は砂鉄 君は磁石 君のなすがまま」。
こうしたことばづかいこそが、さすが・・・彼らが彼らである所以なのかもしれません。
  
 ♪アネモネ男爵を歌い終えて、ヒロトさんは
「はじめての場所って感じがしないね~ 前から何度も来ているみたい。
 『久しぶりぃ~』みたいな」。
ハイロウズのペースとスピードに、ついて行っている客席。ここから一気に加速します。
    
⑤Too Late To Die ⑥即死(←聞こえて来る歌詞の内容はけっこうシュール。それをあえてオブラートで覆わずに、歌にしてしまうのが彼らのような気がします) ⑦いかずぜOK(←「即死」とはうって変わって、ひと夏の甘い恋の情景の歌)
・・・ヒロトさんがときどき、歌の前に曲名をシャウトしてくださるので、それをメモしていたのですが、ところどころ曲名メモが抜けています・・・不正確なセットリストでごめんなさいねm(__)m。
  
 一気に歌い終えて再びヒロトさんのMC
「さすがハワイ!熱いですね!!ムンムンしてます!!!
ボクはここで一服します。そこで素晴らしいボーカリストを紹介します。
マ~~シィ~~~~~!!!!!」
ヒロトさんは本当に一旦ハケて、マーシーこと真島さんがメインボーカルを張る曲・・・⑧キャサディ。
 真島さんのボーカルは、ヒロトさんほどの熱さはありませんがm(__)m、音符を忠実に伸ばして歌う感じ。それにしても喉が強そう!! 間奏やってるあいだも、客席に向かってシャウトしっぱなしです・・・(^_^;)。。
 真島さんボーカル曲のあと、再びヒロトさん登場。真島さんはギターを持ち替えます。
最新アルバムから曲調が対照的な2曲を続けて・・・⑨荒野はるかに ⑩ズートロ。 
    
 ヒロトさんがアコギを持って、ポロンと鳴らしている間、客席から何かしら声がかかり・・
 「ツウな意見をありがとうm(__)m。ギターやっているひとはわかると思いますが、Fというのは永遠の課題なのです。きちんと鳴らない音がある。。(・・・再びポロンと鳴らして)今のでえかったろ?この感じを忘れないうちに、いきます!」
 そしておなじみ・・⑪日曜日よりの使者。♪シャララ~ラ、ララララ~ラ・・・某自動車会社のCMでおなじみの曲。ブルハ時代の「青空」を踏襲したような、すぐに口ずさめる親しみやすい曲です。
   
 このあとエレキギターに持ち替えて「今度はエレキギターです」・・・ところが、ピックが挟まったまま弾きかけていた?
 私の席からは状況が分かりませんでしたが、再びヒロトさんへ客席から声がかかり、それに対してヒロトさんは、
 「ありがとう。これ(=ピックのこと?)やるわ。今言うてくれんかったら、もっとカッコ悪いことになっとった。言うてくれてありがとう。名前は?・・・おぅ、豆太か。豆太くんに拍手!! 豆太、ありがとう」
 客席から声をかけてくれた「豆太」さんに向けピックをプレゼントしてから・・・⑫不死身のエレキマン。ヒロトさんの、方言をまじえた人間らしい素直な対応に、思わず好感を持ってしまった、ほほ笑ましいひと幕でした。
    
 その後は怒涛のごとく立て続けに・・⑬ミサイルマン⑭青春⑮相談天国・・・本編最後の⑯真夜中レーザーガン。
  「ミサイルマン」では、客席は一斉に・・/(^^)\・・「ミサイル」のポーズ。手を逆Ⅴの字にして応えます。 「相談天国」は、♪そ~だん、そ~だん、そうだんしよう、そ~しよう・・というサビでのリフレインに、聴き覚えがありました。
 真島さんは、終盤5回ぐらい続けて、ピックを客席に大盤振舞していました。ピックを投げる真島さん、替えのピックをすかさず用意するローディーさん・・・阿吽の呼吸はさすがです。
 息もつかせぬ構成で駆け抜けた本編終了は、19時18分。

 
 客席はアンコールを求めて…再び\(^o^)/「Go! HIGH-LOWS Go!! (パンパンパン)」。開演前と同じコールです。初めての会場でありながら、いわゆる「お約束」(?!)が徹底していました。どこの会場であっても、ハイロウズを同じように歓迎して応援するのだ・・というような、強い意志を感じました。
 ほどなくしてメンバー再び舞台上へ。開口一番ヒロトさん
「ありがとうございます。きょうはすごく楽しい!!
 生きていていちばん楽しい!! あと何曲か、やります!」
 
 アンコール1曲目は・・・⑰不死身の花。次に「この曲知っとる?」と方言で話しかけて始めた・・⑱ブンブン。オーラスは⑲ハスキー。
  「きょうは楽しかった。ありがとうございました。バイバ~イ!!」終演は19時33分でした。
 
 序盤気になっていたヒロトさんの声は、一旦ハケた後から、調子を取り戻したかのようでした。
後半は声枯れを感じませんでした。
何回「きょうはたのしい」と言ってくださっただろう…(*^-^*)
 独特なステージング(動き)のみならず、ハープやギターを演奏するヒロトさんの姿を見ることが出来て、フロントマンでありながら、4ピースバンドの一員でもあるのだなぁと、認識を新たにしました。
 真島さんはコーラスも、ギターも、メインボーカルも、タフにこなしていました。
 ・・・そして。元ブルハの両名だけでなく、ベースの調(しらべ)さん、ドラムスの大島さんが職人のようにサウンドの根っこをしっかり刻んでいるからこそ、このバンドの音はどっしりと、ゆるぎなく聴こえて来るのだと感じました。  
 「相談天国」だったかと思いますが(違っていたらごめんなさい)、大島さんが途中、スティックを片方、太鼓(←ドラムの知識がないのでベタな言い方になってすみません)に叩きつけるようにしてから空中で一回転させて、それをキャッチしてから叩き始める ・・・そういう芸当を、短い休符の間にしっかりやっていた光景にはビックリしました。
  
 帰路、倉吉から米子へ向かう列車の中で、関東から足を運んでいらっしゃった、真島さんファンの方と、少しばかりお話をさせて頂きました。その方は、ハイロウズの作品のことを「10回聴いても飽きないアルバム」と評しておられました。
   
 小さな町の会場でも、おおきな都市のホールでも、おなじようなボルテージで客席のファンが出迎える・・・ということは、舞台上にいるハイロウズもまた、おなじように熱いステージを届けてくれるということなのでしょう。舞台の上と下、お互いの信頼・約束がきっちり出来ているような気がしました。
 予備知識なしで足を運んだ公演でしたが、おかげさまで、楽しい時間を過ごせました。
 私の年齢にして、「立ちっぱなし」のライヴは久々でしたから、
今後足腰の影響が少し心配・・(^_^;)。
 それはともかく・・・ まだまだ続くツアー。連日の熱演で、コンディションを整えるのもひと苦労かもしれませんが、次の町でも、彼らは「ハイロウズならではのライヴ」を見せて、聴かせてくださることでしょう。
シンプルで、飾らない、素直な、日本人のロックンロール。
決してワンパターンとか「金太郎飴」じゃない・・・幅と奥行きが実にある・・・なおかつ、ひとすじ、幹のしっかりした音。
 それが、私の感じ取った「ハイロウズ」でした。  

 
 =追伸=
  会場の「ハワイアロハホール」キャパシティは小さいけれどm(__)m、とてもきれいで立派なホールでした。 往路、ホールへ向かうタクシーの中で、「倉吉未来中心」も、きれいなホールだと伺いました。 (「倉吉未来中心」というのは、倉吉市内・倉吉パークスクエア内にある公共ホールです)
  県庁所在地である鳥取市を中心とした県東部、米子市(及び境港市)を中心とした県西部、そして、 倉吉市を中心とした県中部。りっぱなホール(いわゆるハコもの)は、それぞれに在る。 これらの「りっぱな箱」から、生きた音楽がもっとずっと、届けられるといいなぁ…って思いました。きょうのライヴのように。

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♪セットリスト♪
1)ゴーン
2)砂鉄
3)スパイダーポップ
4)アネモネ男爵
5)Too Late To Die
6)即死
7)いかずぜOK
8)キャサディ
9)荒野はるかに
10)ズートロ
11)日曜日よりの使者
12)不死身のエレキマン
13)ミサイルマン
14)青春
15)相談天国 
16)真夜中レーザーガン

=encore=
17)不死身の花
18)ブンブン
19)ハスキー
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by oda_hide7 | 2005-02-28 23:57
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